クラブスタイルでおしゃれと快適さを実現

クラブスタイルは諸説ありますが、アメリカのバイク愛好家が集まるモータサイクルクラブで行われたカスタマイズが発祥と言われており、どこかやんちゃでありながらもスタイリッシュに洗練されたデザインとステアリングやサスペンション周りを徹底的にチューニングして長距離のツーリングでも疲れにくく快適に運転できるのも大きな特徴です。

その後、2008年にアメリカで放映されたテレビドラマのサンズ・オブ・アナーキーでモーターサイクルクラブの世界が描かれたストーリーが人気となりブームが再燃しました。そんなカスタマイズのスタイルがいつしかクラブスタイルとして定着し、ハーレーのクラブスタイル向けのパーツも各社から製造販売されています。ベースとして使用する車体には数あるハーレーのラインナップの中でもFXRやダイナが用いられることが多く、カウルにはTスポーツやクオーターフェアリーなどスポーティーなスタイルに仕上げるのが主流で、ハンドルは高めの位置にして長距離の運転でも疲れにくいポジションを探ります。

マフラーは2つの排気管が1つになって排気が行われる2in1マフラーを使用し、見た目にもスタイリッシュになるだけではなく排気干渉が発生することで排圧が上昇してエンジンパワーも上昇する効果もあります。

また、ダイナであればインジェクションチューニングが可能で、馬力を上げることでより高速な走行が可能となります。最後に仕上げとしてサドルバッグを装着すれば、ちょっとした荷物を運べることができるのに加えて、リア周りをおしゃれに演出すれば、これまでに無かったクールなハーレーが完成します。

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